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問8−2−3
次の文章は整備工事の準備について述べたものである。( )内に正しいもの2つに○を付けなさい。
( )1. 分解整備のほとんどは、故障修理であるがその他に船舶機関規則にもとづく中間検査、定期検査、臨時検査、或いはメーカの保証ドック、操業前の点検整備等がある。
( )2. 検査対象船以外でも、メーカの取扱説明書等に基づき、点検時間になった機関は、点検整備を寒地することが、船舶の安全航行に重要なことである。
( )3. 整備を実施するに際しては、依頼する側も、依頼される側も、双方で「ピストン抜きする」とか「シリンダライナを交換する」など具体的に工事見積書を作成して、事前に周知徹底する事が大切である。
( )4. 工事仕様書を作成しないと、口頭のみの約束では往々にして誤解が生じてトラブルのもとになる。
( )5. 工事見積書の中には、注文主、連絡先、船名、機関形式、工事機関、工事内容、検査の種類等を記載して、工事を計画通り進める。

 

問3−2−4
下記分解時の注意事項の中で誤った文章1つに×を記入しなさい。
( )1. ボルト類は同じ径でも、長さの違うものが多くあり、組立の際探すのに時間を要するので、出来る限り分解した後のネジ穴にねじ込んでおくか、ノートに長さと使用箇所を記入しておく。
( )2. 電気配線を外す時には、接続されている端子番号や符号を線に付けておく。又破損部品や、不具合部品はすぐ廃却しないで、原因調査が済むまで保存しておく。
( )3. 相手部品とのなじみが重要な部品には、合わせ番号を付けて、重量が変わらないようにする。
( )4. 向きの判らなくなるような部品には、分解の際組立方向が判るような記号、合いマークを付けるとともに、組立時に迷わないようノートなどに記録しておく。
( )5. オイルシールや、研磨面には傷を付けないよう注意して分解する。

 

 

 

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